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skysong URL 2008-09-18 (木) 16:10

8 1/2、エンディングでウワーっときますね。
そうだー!人生は祭りだ!と、ねじふせられちゃいます。
「女の都」はご覧になりましたか?
やはり「男って…。」と思わずにはいられません(笑)
虚実入り混じった「8 1/2」と違って、あちらはほとんど妄想の中だけですが。

fat phoo URL 2008-09-18 (木) 19:02

「人生は祭りだ、ともに生きよう」って(笑) 
ついつい つっこんでしまいました。

いや 私 まだフェリーニ初心者です。
妄想の「女の都」。ぜひ 見てみますね。

URL 2009-11-30 (月) 22:40

レビューを読ませていただき、なぜ私がこの映画をこの一ヶ月で5回以上も観たのか、わかったような気がしました。

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フェリー二 「8 1/2」にみる"男の想念"

前回「オーケストラ・リハーサル」を見て(前の記事)、今更 フェリーニは要注目人物なのだが、なんと映画館で かの有名な「8 1/2」が完全修復ニュープリント版が放映されるということで早速見に行ってきた。

実は 「オーケストラ・リハーサル」を見た後に「魂のジュリエッタ」をDVDで見た。「魂のジュリエッタ」が、「8 1/2に対をなす 女の想念を描いた」とのレビューを見てたので、では"男の想念"とはどんなものだろうと 興味津々だった。

見終わって 散文詩的構成とフェリーニの豪腕っぷりに頭をぐったりさせながら、
同時に「男って‥ 。」と男の自分が 反省と自己嫌悪と失笑にかられたのであった。


82:1-02

lost and found cinemaより
続きを読む --------------


とにかく「8 1/2」は 凄かった。否 ヤバかった。
"夢と現実" "映画への理想と逃避" "自身の欲望" "宗教的自己背景" に、"俗っぽさ" までを、極めて自分に近い人物(映画監督)を描くことで生まれる二重構造まで利用して ごちゃ混ぜに散文的に構成していく。およそカオスだが、スタイリッシュで詩的な映像で苦痛なく見せ、最後には、納得どころか感動に近い希望を持って 客を映画館から出す。

豪腕である。まさに魔術師である。

論理が首を吊り、道化が最後を導く姿に フェリーニの高らかな宣言に,
震えがきた。


821-03.jpg
http://www.exibart.com/より



と 同時に なんともいえない気持ちになったのも正直な感想だ。
なぜならこの作品は、"男の想念"も描かれる事になった作品でもあるからだ。

ここに描かれる男は、「魂のジュリエッタ」で描かれる女性に比べ 実に情けない。
「魂のジュリエッタ」の主人公が、幻惑に惑わされつつも なんやかんやで打ち勝ち、最後家庭から自身の道を強く歩みだすような印象に比べ、「8 1/2」の男は、あっちに目をやりこっちに目をやり、最後にはハーレムの夢想まで持つが、奥さんには甘えるっといった実に優柔不断っぷり。

映画も理想があるが形にならず、いらだち八つ当たりもするが、偉い人にはぺこぺこ。批評も気になる、アイデアの精霊も下りてこない。最後の最後まで追い込まれて やっと中止の決断。

さらにマザコン的な要素もあり 奥さんにも母的な物を求め、Sっけもあり、鞭をふりかざす。

まさに"男の想念"の連続っぷりに 思い当たる所がある[男]である自分は、「あぁ 男って、、。」と失笑するしかないのである。

821-04.jpg



しかし、そこに この映画の脅威を感じる。ここには、自身の"告白"がある。
自身の告白のない作品は、どうしても陳腐だ。"告白"は、共感を起こす。
ほんのちょっとでも共感できる要素がある作品は、その他 圧倒的理解できない箇所を"理解しよう"とさせる。もしくは、"感じよう"とさせる。

人には、わけの分からない物に憧れ 分かろうとする要素がある。
しかし わけの分からないことだけを言ってる人に、人は 長く興味を持続できないだろう。
(逆に分かることばかり言う人にも 興味を持たないが、、。)

多くの「容易には理解できない作品だが素晴らしいと言われる作品」には、"理解しよう" "感じよう"とさせるエッセンス(共感、理解できる範囲の事、あるいは よくわからんがカッコイイ)があると思う。



さらに 告白は、作品を作家に戻す力がある。この作品を見てから(もしくは見る前に)、「フェリーニが、現実でもこの作品を作るのに四苦八苦していた。」、「奥さんとも完全に不仲になりつつあった。」というレビューを見ると この映画の感慨はさらに深まる。
 
「フェリーニとジュリエッタは、最後まで連れ添った。」とレビューは、最後の台詞、
「人生は祭りだ。ともに生きよう。」 の感動をより感じさせることになるのである。

同時に告白は、作品を強くするが人間が出る。特に面白くもない、しょうもない人間がいくら告白しても それは 特に面白くもない、しょうもない作品にしかならない。



あくまでも 私にとって映画は虚構だ。
「大いなる嘘つき」と称されたフェリーニ。幻想の中で、彼が何を語り 何を語らなかったのかは、フェリーニしか分からない。もしくは、フェリーニにも分からないかもしれない。




最後になるが、私はこの映画を 人には勧めづらい。
あと 私は彼女と見に行ったが、あまり長い付き合いではない子と行くのはおすすめではない。
冷えきった夫婦で見る映画でもないのでご注意を。(笑)



8 1/2 original trailer

フェリーニ 8e1/2:ZAZIE FILMS
http://www.zaziefilms.com/eight-half/

Comments:3

skysong URL 2008-09-18 (木) 16:10

8 1/2、エンディングでウワーっときますね。
そうだー!人生は祭りだ!と、ねじふせられちゃいます。
「女の都」はご覧になりましたか?
やはり「男って…。」と思わずにはいられません(笑)
虚実入り混じった「8 1/2」と違って、あちらはほとんど妄想の中だけですが。

fat phoo URL 2008-09-18 (木) 19:02

「人生は祭りだ、ともに生きよう」って(笑) 
ついつい つっこんでしまいました。

いや 私 まだフェリーニ初心者です。
妄想の「女の都」。ぜひ 見てみますね。

URL 2009-11-30 (月) 22:40

レビューを読ませていただき、なぜ私がこの映画をこの一ヶ月で5回以上も観たのか、わかったような気がしました。

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